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しゃべるのが苦手でもプログラマーになれますか?

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口下手でしゃべるのが苦手な人が、プログラマーとしてやっていけるかどうかを紹介したいと思います。


個人的な話で恐縮ですが、実は私もあまり人と話すのは得意ではありません。できればあまり会話せずに過ごせるのであれば、それに越したことはないとも思うときがあります。それでもプログラマーとして何年も仕事をすることができています。


その理由を以下に説明したいと思います。


プログラミング作業での会話


会社にもよるかと思いますが、ソフトウェアやシステムを作る会社は静かなところが多いかもしれません。


プログラミングと言うのは、頭の中であれこれと考え、プログラミング言語をパソコンに向かって打ち込んでいく作業です。頭の中でも作業が進んでいるので、話すという左脳を使う処理と同じくプログラミングの言語処理を同時に行うのは、なかなか難しいのかもしれません。


また、プログラマーになる人は、まじめでおとなしい人も多いです。そういったこともあり、プログラマー同士の会話は比較的少ないのかもしれません。


そういうわけで、私の会社もとても静かです。
あまり口をきかなくても済む環境で、私としてはとてもありがたく思っています。


それでも、どうしても会話をする必要と言うのは必ずあります。以下ではそれについて見ていきたいと思います。

会話をしなければならない場面


個人で進めるプロジェクトであっても、複数の人で進めるプロジェクトであっても、全体的な進み具合を報告したり、確認する作業と言うのは必要です。


わからないことが合った場合もそのままにせずに、必ず上司や同僚に質問して解決しなければなりません。


このように会社では、仕事の進め方や作業の確認を行う必要があるために会話をする必要は絶対あります。
これは最低限必要な事柄になります。


もしこの会話すらイヤだというのであれば、プログラマーとして会社に勤めることはできないでしょう。


また、顧客と直接やりとりする必要がある場合もあります。


電話で話したり、打ち合わせに参加したりすることもあるでしょう。現地で作業することがあれば、顧客のところで最低限の会話はしないといけないでしょう。


ここまでに紹介したのは、いずれも仕事に関する会話です。自分が担当している仕事の話であれば、多くの人はできるのではないかなと想像しています。私も仕事の話であれば、それほど苦痛ではありません。


口下手だという人が心配するのは、むしろ雑談的な会話をしなければならないことに対する不安なのではないでしょうか?


これは会社によると思います。


おとなしい人が集まっているような会社であれば、お酒の付き合いもあまりないでしょうし、お昼ご飯を一緒に食べ歩くといったことも少ないでしょう。私の会社もこのタイプに当てはまります。基本的には仕事の話が中心で、雑談をする時間は1日のうちであまりありません。このような会社であれば、口下手な人でも長く勤められるのではないかと思います。


逆に社交的な人やユニークな人がプログラマーとして集まっているような会社であれば、休みの日にゴルフに行ったり、お酒の付き合いがあったりと、仕事以外の面でいろいろと会話をすることも増えるかもしれません。口下手な人が誘われると、ちょっとつらいかもしれませんね。


これは会社によって違うと思いますので、面接の段階で社内の様子を見ることができればいいですね。
みんな静かにパソコンに向かっていれば、口下手でもやっていけると思いますし、逆ににぎやかに活気あふれる感じで仕事をしているようであれば、雑談をする時間も多いかもしれません。


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