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プログラマー未経験者の求人探しの始め方

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プログラマー未経験の人がプログラマー職に転職をしようと思っても、不安でなかなか行動できなかったり、時間がなくてなかなか探せない、といったような状況があるかと思います。私も未経験でこの業界に飛び込んだときは正直とても不安で、転職活動に向けて重い腰がなかなかあがりませんでした。しかし一方で、最初から積極的に行動できる人もいるでしょう。


私もいろいろ思い悩んだ末に、なんとか奮起して転職活動を進めてみました。私が転職活動を始めたのはちょうど27歳のときで、内定をもらってこの業界に飛び込んだのはちょうど28歳のときです。27歳で行動を開始して28歳でプログラマーとしてデビューするというのは、決して早いとはいえません。この業界のことを詳しく知った今となっては、むしろ遅い方かもしれません。もうちょっと遅かったらかなり苦戦を強いられることになっていたと思います。


未経験からプログラマーへの転職活動を開始するにあたって避けて通れないのは、求人情報を探すことです。求人情報なんて転職サイトで探せばいいだけ、と思われるかもしれませんが、探し方にもいろいろあります。効果的な探し方をしないと、内定をもらえる会社や自分が行きたい会社を見つけることができないばかりか、下手をするとプログラマーになろうという気力やプログラマーになれるチャンスさえ失ってしまう可能性があります


私もいろいろ失敗して転職活動を行いましたが、それでもなんとか内定をいただくことができ、今に至ります。そのときの経験、ならびに会社の同僚などの経験談を元に、プログラマー未経験の人がプログラマーやSEに転職するための効果的な求人情報の探し方をタイプ別にご紹介したいと思います。具体的には、以下のようなタイプに該当する人にとってお役に立てるかと思いますので、ご参照いただければと思います。


1.いい会社があれば転職したいけど、今はまだ様子を見たい。なんとなく不安。時間がない、というタイプ
2.転職のアドバイスをもらったり相談したりして進めたいタイプ
3.自分で独自で探したい、いろいろな求人内容を見て検討したいタイプ


いい会社があれば転職したいけど、今はまだ様子を見たい。なんとなく不安。時間がない。


今はまだ様子を見ておこうと思っている人や、なんとなく不安であったり時間がなくて転職活動を始めていない人は、まず自分の年齢を考えてみてください。あなたは今何歳でしょうか?プログラマーやSEに限らず、あらゆる業界についても当てはまるのですが、未経験者で違う業界・業種に転職するのは若ければ若いほどしやすく、逆に年齢があがるにつれて難しくなってきます


転職しようと思ったら、なるべく早く行動するのをおすすめします。年齢があがると求められるものが増えてきます。たとえば、プログラマーとしてがんばって向上していくことができるかどうか、じっくり取り組むことができるかという点を見るために、前職での仕事内容や取り組み方なども考慮されるようになります。またこの業界は若い人の割合が高い会社も多くあるので、若くてもマネージャー的な仕事が求められる場合もあります。


まだ様子を見ようと思っていたり時間がないと思っていたりすると、タイミングを逃してあっという間に2〜3歳年をとってしまったということになりかねません。すぐに行動していたら簡単に内定が出たかもしれないのに、先送りしたばかりに苦戦を強いられることも考えられます。


それでも、実際に求人に応募するのはどうもなぁ・・・、と腰が引けてしまうかもしれませんね。私も転職するときは同じ気持ちになったので良く理解できます。それでもいつかは始めないと手遅れになってしまいますので、なんとかして転職活動を開始しなければなりません。そんな場合におすすめなのが、スカウトを待つという方法です


これは、いくつかの転職サイトにあるサービスで、レジュメを登録しておくだけで、企業がその内容を見て興味を持ったらあなたに声をかけてくれるという便利なサービスです。することはというと、転職サイトでレジュメを登録するだけです。登録に費用はかかりません。無料です。登録した後は待っているだけでいいので、気楽に転職活動を開始することができます。


送られてくる会社情報や仕事の内容を検討して、いいなと思ったら応募すればいいですし、気に入らなければそのまま放っておいて問題ありません。送られてくる求人内容を見ていると業界の研究にもなりますし、自分がしたい仕事や行きたい会社を見つけるのにも役立ちます。また、転職しようという意識を保ち続けることができるので、気持ちが萎えてしまったり、あきらめてしまうというのを防ぐのにも役立ちます。ここで得られた情報をもとに、自分からいろいろな求人情報を比較検討してみると、視点が広がって転職活動の幅が広がり勢いが出てくると思います。転職活動を始める第1歩として、簡単でとてもやりやすいサービスですので、転職活動が開始できていない人は、まずはレジュメを登録するところから始めてみると良いでしょう。


以下では、未経験者でもスカウトサービスを利用できる転職サイトをご紹介したいと思います。各サイトで登録されている企業が違いますので、複数のサイトに登録しておくことをおすすめします。


リクナビNext

リクナビNextは国内でも最大級の転職サイトです。大手ならではのキメの細かいサービスがあり、役に立ちます。自分のスキル・経験が転職市場でどのくらい求められているかを確認することもでき、自分の強み弱みの分析にも役立ちます。

優良企業が集まっていて、非公開求人のオファーやスカウトメールが届くこともあります。いい会社とめぐり合えるチャンスが増えます。スカウト登録は匿名で行えるので安心できます。もちろん登録は無料です。

 リクナビNext


転職のアドバイスをもらったり相談したりして進めたい


転職しようと思ったものの一人では不安だという場合や、どういった会社が自分にあっているかといったことや面接対策などのアドバイスをもらったりしたい、という場合は転職支援サービスを利用すると良いと思います。


転職支援サービスとは、転職のプロに自分の転職したい仕事の希望や給与条件、勤務地、自分のこれまでの経歴などを伝えると、それに合った条件の会社を探し出してきてくれて、その会社の面接対策や履歴書の内容添削、年収交渉などをしてくれるというサービスです。たくさんある求人情報を自分で探す手間が省けますし、とても効率的に転職活動が進められます。


このような便利なサービスは高いかと思いきや、実は無料で受けられます。というのも、転職支援サービスによって入社が決まった場合、料金はその会社が支払うことになっているため、応募する人は一切支払う必要はないのです。


転職支援サービスに申し込むと、自分の希望する仕事の条件や年収などについて、エージェント(コンシェルジュ、コンサルタント)と電話でやりとりしたり、実際に面談という形で直接会って話す機会があります。そこでいろいろ相談したり、アドバイスを受けることができます。


電話で話したり会ったりするのが負担だと感じるのであれば、やめておいたほうがいいでしょう。その場合は、自分で求人案内を1つ1つ探して、応募していくことになります。もし、面倒だと思わなかったり、受かりそうな会社をどうしても教えてもらいたい、わからないところをサポートしてほしいというのであれば、転職支援サービスは強い味方になってくれるでしょう。


また、年齢が30代になっていて、未経験でも挑戦したいというような場合にも、相談に乗ってくれます。一人で転職活動を進めていてどうしてもうまく行かないというような場合に、転職支援サービスに申し込んでみるのも良いでしょう。


以下では、プログラマーやSE希望の人にとって役に立つ転職支援サービスを提供しているおすすめの転職サイトを紹介したいと思います。



リクルート・エージェント

業界トップということもあり、集まってくる情報も豊富で、IT関係の求人がとても多いです。いろいろな求人情報を教えてくれます。非公開の案件や入ってきたばかりのどこにも出ていない案件などを教えてくれることもあります。
大手の企業や業績の良い企業が多く集まっているので、給料アップなどの条件面でも期待できるでしょう。
対応してくれるエージェントスタッフも親切・丁寧な人が多く、安心して転職活動を進めることができます。


 リクルートエージェント





ワークポート

IT業界に特化した転職サイトです。IT系の求人情報が非常に多く、また未経験・第2新卒系の案件も多いため、数多くの未経験者の方をサポートしてきた実績があります。求人案件が多いので、行きたい会社が見つかる確率が非常に高いです。また、担当者の方がとても親切なので、安心して申し込むことができます。対応とサポートの良さに定評のある転職支援サービスです。

未経験からエンジニアとして活躍されたい方向けのスクールが開催されています。転職相談サービスを受けている方限定になりますが、プログラミングを基礎から学ぶことができ、わからないところは講師の方に質問することができるので効率的に学ぶことができます。しかも受講は無料になります。転職を真剣に考えている方は、是非登録してみてはいかがでしょうか。

 未経験からの転職ならワークポート





自分で独自に探したい。いろいろな求人内容を見て検討したい。


転職活動をエージェントに頼らずに、自分で求人情報を探して応募したいという人は、いろいろな転職サイトで求人情報を見てみましょう。また、スカウトサービスを利用しつつ、転職へのやる気がアップしてきた方もどんどん自分で積極的に求人情報を探すといいでしょう。


情報をいろいろ眺めていると、自分が行きたいと思える会社や仕事というのが見えてくるようになります。会社によって求めているものや会社の雰囲気といったものがわかるようになってきますので、行きたい会社が絞れてくると思います。


求人案内を読む際に注意することは、未経験者でも応募可としている会社の求人情報を中心に探すということです。経験者を募集している会社に応募しても、よほど魅力的な経歴が無い限りは面接に呼んでもらうことは難しいと思います。転職サイトの中には、プログラマーやエンジニア経験者のみを対象とした専門サイトもあるので、そういったサイトで求人案内を検索しても時間の無駄になってしまいます。なるべく未経験者可や未経験者歓迎といった求人案内が多いサイトを選択するのが、効率よく情報を収集するコツになります。


以下では、プログラマー未経験者の求人案内が多い転職サイトをご紹介したいと思います。



はたらいく

「未経験OK」という項目で簡単に求人を絞り込むことができます。さらに職種や勤務地でも絞れるので、プログラマーやSEの未経験者歓迎の求人情報を簡単に見つけられるでしょう。
各求人情報はとても丁寧に記載されていて、どのような会社なのか、どのような仕事をしているのかということがわかりやすいです。
もちろん、すべて無料で利用できます。


 はたらいく






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