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ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人(荒井玲子著)〜役に立った技術本

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書名: ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人 

著者: 荒井玲子

 
対象: プログラマー
    プログラマーを目指している人
    システムエンジニア


おすすめ度:


ソフトウェア開発では多くの知識と技術が求められます。ネットショッピングサイトなどのウェブアプリケーションを開発することを考えてみても、ホームページを記述するためのHTMLは必須ですし、データベースの知識やホームページの操作性を豊かにするjavascriptなどのテクニックも必要です。そして、データ漏洩や改ざんなどに対しても堅牢で安全なサイトを構築するためのセキュリティにも気を配らなければなりません。


技術の面以外では、顧客の要望やプロジェクトの方針を理解したり、それをプログラミングに落とし込むためのスキルが必要になります。そしてこの業界は、技術の進歩が速く、それについていって継続的に学習する必要もあります。


このようにソフトウェア開発ではいろいろな技術やスキル、知識が必要になりますが、楽しく仕事しながら自分の技術力を高めつつ、自分の世界を広げていくにはどうしたらいいでしょうか?そのヒントがこの本に書かれています。

具体的な内容 〜 役に立った箇所



・伸びる、伸びないは姿勢と習慣から

技術力は後からでも身につけられますが、自分が普段から行っている行動パターンや考え方が間違っていると、伸びていくことができません。素直にわからないと言えるかどうか、なぜその技術を選択するのかを考える、業界の視点から自分のポジショニングを行うなど、日々の仕事を行っていると怠ってしまう可能性のある項目が列記されていて、悪い癖や考え方がついてしまっていないか、チェックすることができます。


・伸びる人の7つの要素

伸びない人の特徴と対照的に、伸びる人が持っている要素が記載されています。かならずしもこれらがすべてと言うわけではないとは思いますが、大事な視点と考え方が書かれています。



・ソフトウェア開発で幸せになれる人となれない人

ここに書かれている内容はソフトウェア開発の仕事だけでなく、他の仕事一般にも言えるのではないかと思います。ソフトウェア開発に長く携わっていたり、社会人年数が長くなってくると、忘れてしまいがちな項目がたくさん並んでいます。


ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人




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