独習PHP(山田祥寛 著)〜役に立った技術本

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書名: 独習PHP 

著者: 山田祥寛

 
対象: PHPを覚えたい初心者、 他言語を知っていてPHPを覚えたい人
 


私はJavaプログラマーとして仕事を主にやってきていましたが、顧客の要望でPHPを使わないといけない案件も増えてきました。また、趣味でサイトを作ろうと思ったときに、Javaが使えるレンタルサーバーというものはあまりなく、あっても費用が高くなかなか使えませんでした。レンタルサーバーで使える言語としてはPerlやPHPがほとんどで、それくらい世の中はPHPが広く使われている状況になっていたのです。


PHPを覚えることによって仕事の幅を広げ、そして趣味の世界でもプログラミングが楽しめると思ったのが、PHPを学習しようと思い立ったきっかけです。その際に手にとったのが今日紹介する「独習PHP」です。


独習シリーズはJavaなど他言語でも出版されており、Javaを勉強した時もとてもお世話になりました。PHP版の書籍は山田祥寛さんが執筆されておられます。山田さんが書かれる書籍は、とてもわかりやすいという評判の方です。これ以外にも多くの技術本を書かれています。


下記に詳細を記載している通り、PHPの基本文法からウェブアプリでの使い方、そしてデータベース連携とオブジェクト指向、セキュリティまで大事なポイントがしっかりおさえられています。

具体的な内容 〜 役に立った箇所



・PHPの基礎的な文法と関数について

if文やループ、配列といった他言語でも良く使う基礎的な文法が一通り網羅されていました。
また、文字列の長さを取得するmb_strlen関数や文字列を置換するstr_replace関数といった、PHP特有の関数なども学べました。このような関数は一般的な処理の中で頻出しますので、しっておかないとPHPを使いこなせなかったと思います。



・ウェブプログラミング

PHPはウェブで使うことがほとんどなので、パラメーターの受け取り方や表示の仕方、セッション情報の操作の仕方、アップロードの仕方などを学べます。JavaやPerlなどと比べても、簡単に書けるようになっているんだなというのが感想です。多くの人に利用されるようになった理由がわかる気がします。



・データベースへの接続と操作

ウェブプログラミングではデータベースと連携することがよくあります。PHPからデータベースを操作するための方法が記述されています。データベースに接続するためのライブラリや、それを使った接続方法、そしてSQL文を使ってデータを取得したり、登録したりといった一連の流れを学べます。


・オブジェクト指向プログラミング

PHPはオブジェクト指向的に書かなくても動きます。ちょっとしたプログラムであれば全然問題ないのですが、少し規模が大きくなってくるとやはりオブジェクト志向的に書かないと保守性が著しく落ちてしまいます。また、多くのライブラリもオブジェクト指向的なプログラミングで提供されているので、PHPのオブジェクト指向的なプログラミング方法を学べたのはありがたかったです。


Javaなどの言語と同様に、継承やポリモーフィズム、アクセス修飾子などが利用できます。他言語を知っている人はスムーズに理解できると思います。とてもわかりやすい書き方がされていますが、初心者の方にとっては実際に手を動かしてみて、動作を確認しながら進めた方がしっかりと理解できると思います。


・セキュリティ

SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといった、ウェブアプリでよくあるセキュリティの対策方法が記載されています。PHPでの対策法と知っておくことが大事です。


独習PHP 第2版




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