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未経験からプログラマーへ転職するために必要な4つのこと

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プログラミングの経験がないけども、プログラマーになりたいという希望を持っている方は多いと思います。未経験なだけに、どうやったら転職できるのかわからない、と不安になられるかもしれませんね。このページでは、実際の現場の立場から、未経験の人がプログラマーとして転職・採用されるために必要なことをご紹介したいと思います。

未経験でも採用される人材とは?


多くの転職サイトの募集要項を見ていると、未経験可と書かれた求人は多くあります。プログラミングという仕事は高度な技術が要求されるのに、本当に未経験でも大丈夫なの?と思うかもしれません。


しかし、誰でも最初は未経験から始めるのも事実です。最初からプログラムが書ける人はこの世には存在しません。みんな少しずつ勉強してできるようになったのです。かくいう私の場合も、28歳プログラミング未経験でこの業界に転職しました。


では、どうして未経験でも採用してもらうことができるのでしょうか?その理由にはいくつかありますが、以下のような条件を満たした人が未経験でも採用されます。


1.やる気のある人や積極的な人
2.継続的にがんばれる人
3.コミュニケーションがきちんととれる人
4.年齢が若い人


未経験なわけですから、当然プログラムを書くという技術を求めることはできません。


プログラムを書くという技術力以外に判断する必要があるのですが、なぜ未経験でもプログラマーとして採用されるか?プログラマーの採用面接で面接官が見ている9つのポイントなどでも紹介しているように、この4つのポイントがとても大事になります。


特に、プログラミング未経験者はプログラムを書くことができない状態なので、プログラミングという技術を身につけようと一生懸命にがんばれるかどうかといったことであったり、知らないことに対しても自分で調べて解決できる人であるかといったことが大事になってきます。


また、受託開発でも自社開発でもシステムやソフト(アプリ)を作るというお客さんや社内の要望があるわけですから、それを聞いて理解して、形にしていくということが求められます。 これらを満たす条件が上記の1〜3に当たります。


私自身もプログラマーの採用面接に立ち会うときには、必ずこの点を見極めようとしています。プログラムを組むことを仕事にするというのは、プログラミングという技術を使って、お客様や社会の役に立つようなシステム・ソフトウェアを構築していくわけです。技術を粘り強く身につけ、磨いていくことができる人物かどうかが重要になるのはお分かりいただけるかと思います。


そして、4の年齢が若い人という条件ですが、これは必ずしも当てはまらないのですが、やはり若い人ほどプログラミングを一通り身につけるまでの時間はたくさんあります。28歳で転職し、仕事を覚えて一通りのことができるようになるまで3年かかったとしても、まだ31歳です。 十分に間に合います。


特にプログラマーは20代や30代前半の人が多いので、30代後半になってくると未経験での転職は厳しくなってきます。 また、若い人ほど将来への可能性で採用してもらえます。今後の伸びしろで判断してもらえるといってもいいです。


転職では実績が大事などといいますが、若い人ほどあまり問題になりません。あまり実績がなくても大丈夫です。


逆に30代に入るなどして年齢が高くなってくると、実績だとかこれまで身につけたことなども判断されるようになってきます。 未経験でプログラマーに転職するなら、プログラマー未経験者の求人探しの始め方のページを参考にして、年をとってしまわないうちに早めの行動をおすすめします。


プログラマーを志望する理由を明確にしよう


未経験で転職するわけですから、現在はプログラマー以外の職についていることになります。そうすると、なぜ今の仕事を辞めてプログラマーになろうとしているのかを、採用する側としては知りたいと思うわけです。単に給料が良さそうだから、なんとなく格好良さそうだからといったイメージだけで応募されても困ってしまいます。志望動機がしっかりとしたものであれば、仕事に対して真面目に取り組んでくれそうだという判断材料になりますが、中途半端な理由では、プログラミング技術を身につけることができず、仕事ができないのではと考えてしまいます。


プログラマーになぜなりたいのか、という志望動機を履歴書や面接でしっかりとアピールすることができるようにしておいて頂きたいと思っています。当然のことですが、転職するにあたって、なぜ今の仕事をやめるのかということも聞かれますので、そのあたりも含めて考えておいてください。


志望動機の例として以前あったのは、「大学でプログラミングの授業を受けたときに、自分が作ったプログラムが動くのに感動した。それが今でも忘れられなくて是非チャレンジしたい。創り出す側の仕事をしたい」といった理由で応募してきた人もいました。その人は採用となりましたが、残念ながら他社にも内定をもらっていたようで、そちらに行かれてしまいました。


また、新卒などの採用ではたいてい未経験者の採用となるのですが、こちらの場合も参考になるかと思いますので、ご紹介したいと思います。
ホームページを自分で作って公開したときに、実際にネット上で見て動作することが楽しかった。自分の作ったものを人が見て、コメントを残してくれたり反応してくれることがうれしくて、IT業界で多くの人の役に立つものを作ってみたい」といった内容のことを言った人もいました。


これくらい具体的だと、気持ちは本当かもと思います。実際仕事をしていると、自分が作って納めたものをお客さんが喜んでくれると、とてもうれしい気持ちになりますし、それが仕事の原動力となることもあります。このように語ってもらえると、自分が役に立つことを喜び、それを仕事へのエネルギーに変えることができる資質を持った人なんだなということが伝わってきます。


自分の実績や経験をプログラミングへの取り組みと重ね合わせる


しっかりとした志望動機ができあがったら、それを裏付けるようなエピソードや経験、職務事例を考えてください。面接で「やる気は十分です!」「最高のプログラマーになりたいんです」と熱く語られても本当かどうかはわからず、それだけで採用になることはあまりないのではないかと思います。それを立証するような経験など具体的なエピソードがあってはじめて、「この人ならちゃんと仕事をしてくれそうだな」と思えます。


たとえば、何でもいいので資格を持っているのであれば、それを取得するために一生懸命勉強したことを伝え、目的を達成するためにしっかりと取り組むことができる姿勢を伝えるようにしてみてください。IT系の資格を持っていなくてもまったく問題ありません。大切なのは、何かをしようと決めて取り組んで達成できたということが伝えられれば良いです。


仕事においても、今の仕事に対してどのように取り組んでいるのかを伝えましょう。もちろん、しっかりと真面目に努力している姿勢がわかるようにするのがコツです。プログラマーといえども、コミュニケーションスキルは必要ですし、顧客やSEの要求を聞いてそれを形にすることが必要になります。今の会社で顧客や同僚とコミュニケーションをとって仕事をがんばっていたり、お客さんの要望や会社からの要求を聞いて形として反映した経験があれば、そのエピソードを盛り込んでみるといいでしょう。


自分で課題を見つけてそれに取り組み、それを達成・解決できたというエピソードを伝えることができれば最高です。そうすることによって、やったことのないプログラミングでも自分で考えて身につけ、がんばって仕事をしてくれる人だという印象が得られます。



求人に応募するには未経験可と書かれた会社が良い


実際に転職する際には転職サイトを利用することが多いかと思います。 求人案内に「未経験可」という表示が出ていてわかりやすい転職サイトがいくつかあります。 このような案件には、未経験可でも大丈夫な理由が書いてあることもあります。





たとえば、はたらいくという転職サイトでは、上の画像にあるようにIT・エンジニア業界で未経験OKの求人を簡単に絞り込むことができます。しかも 未経験者に求める人物像やメッセージなどが具体的に書かれていることもあり、なぜ未経験でも採用しているのか といったことが説明されています。求人案内の一部を抜粋してみると、


・「プロのエンジニアになりたい」という強い意志がある方なら、経験問わず積極的に採用したい
・チャレンジ精神旺盛の方
・真面目に、そして継続的に努力できる方
・社会人経験もIT知識もまったくなかった未経験の先輩たちが、お客さまから愛されて求められる存在となっています。何ごとにも真っ直ぐに努力し、一生懸命に人と向き合える人なら、未経験でも必ず活躍 できると思います。


といった、とても明るい気持ちになる説明を読むことができます。 このように未経験でも応募可能と掲げてある案件であれば、安心して応募することができます。 内定を得られる確率もぐっと上がるでしょう。是非積極的に利用してみてください。


 はたらいく



また、転職支援サイト(エージェント)を活用するという方法もあります。エージェントを活用しようの記事にも書いている通り、エージェントを通すと未経験でも自分のキャリアや希望にあった求人情報を公開・非公開問わず教えてくれ、転職の効率が上がります。適切な履歴書の書き方や面接のアドバイスも受けられるので、未経験可の求人を自分ひとりで探して応募するのが不安に感じる人は、エージェントを活用してみてもいいかもしれませんね。



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