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プログラマーやソフトウェア開発の求人が多い就職サイトはどこ?

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就職活動を通して、自分が本当に行きたいと思える会社に出会えるとうれしいですね。そのためには、少しでも多くの求人情報に触れると確実性が上がると思います。リクナビやキャリタスなどの就職サイトを使って就活を行っていくことになると思いますが、プログラマーやSEになりたいと思っている場合、どこのサイトを使えばより多くの情報を得ることができるでしょうか。ここでは、大手の就職サイトでのプログラマーに関係する求人情報の件数の比較と、サイトでの検索方法について紹介したいと思います。

大手就職サイトの求人件数の比較


新卒で就職活動を行っている方は、ほとんどがリクナビ、マイナビ、キャリタスなどの大手求人サイトに登録されていることと思います。これらのサイトはとても有名ですし、求人数もとても多いので是非すべてについて、ユーザー登録しておきたいものです。


なぜすべてのサイトに登録する必要があるかというと、リクナビには掲載されていても、マイナビやキャリタスには情報がないものがあったり、逆にキャリタスにはあるけどリクナビやマイナビにはないという情報もたくさんあるからです。自分が本当に満足して働ける会社を見つめるためにも、選択肢はなるべく広げておくのが良いと思います。


では、それぞれのサイトで求人情報に偏りがあるのでしょうか?ここはプログラマーやSEなどの情報処理や開発者を目指す人のための情報を紹介していますので、リクナビ、マイナビ、キャリタスでソフトウェや情報処理系の求人数を検索してみました。その結果を紹介したいと思います。

リクナビ マイナビ キャリタス
ソフトウェア・情報処理
(カテゴリ検索)
962社 1051社 1533社
プログラマー
(キーワード検索)
411社 1214社 400社
SE
システムエンジニア
(キーワード検索)
3223社 1776社 692社


このように、大手の求人サイトでいくつかの検索を試してみました。
カテゴリ検索とキーワード検索とで、ヒットする件数が各サイトで違います。また、キーワード検索によってもそれぞれ違ってきます。この結果を見ると、どこのサイトで一番力を入れたらいいのかよくわかりませんね。


ただ、私のようにソフトウェアやシステムを作っている者からすると、キーワード検索とカテゴリ検索の違いが見えてくるところでもあり、その観点から解説できるかなと思います。以下では、このことについて紹介したいと思います。


カテゴリ検索とキーワード検索の注意点〜情報の探しやすさ


カテゴリ検索では、予めカテゴリごとに分類された会社を指定することができますので、自分の希望する分野の会社を簡単に探すことができると思います。検索の仕組みとしては、ソフトウェア・情報処理といったカテゴリや流通系といった分類がいくつもあり、それに当てはまる企業をひもづけていく処理をしているため、カテゴリと企業の業務内容はほぼ一致していると思います。自分の行きたい業界がある程度絞れているのであれば、カテゴリ検索で企業情報をざぁっと見ていって、希望する会社にエントリーすればよいのではないかと思います。ソフトウェアを作りたいなというような希望があって、それに該当する企業を探していきながらエントリーするのであれば、キャリタスがとても探しやすく、求人情報が多いと言えると思います。


キーワード検索は、googleなどのような検索エンジンで検索するイメージを思い浮かべてもらえればいいと思います。企業情報全部もしくはその一部に対して該当するキーワードがあれば、その会社の情報を検索結果として返すという処理になると思います。ここで注意しなければならないのは、キーワードに「プログラマー」と入れて検索しても、募集職種が「プログラマー」ではなく「システムエンジニア」だけの企業も検索結果として表示される可能性があることです。


たとえば、以下のような求人案内があったとします。サイトの検索システムが募集職種と仕事内容それに会社名すべてが検索対象となっていると、募集職種がプログラマーでなくても、仕事内容にプログラマーという言葉が入っているためヒットし、検索結果として表示されるというわけです。プログラマーにつきたいと思って検索した結果、システムエンジニアの募集しかされていないにもかかわらず、間違ってエントリーしてしまうことになってしまうかもしれません。ここは気をつけたいところです。キーワード検索では、このようなことが起こる可能性があるため注意が必要です。上記の検索ヒット数では、このような結果も含まれているため、純粋にプログラマーが募集対象になっている求人数は、実際はこれよりも少ない可能性があります。


検索キーワード: プログラマー

募集職種 システムエンジニア
企画
仕事内容 顧客からの要望をシステムとして作り上げていくクリエイティブな仕事です。
プログラマーと一緒にチームを組み、プロジェクトを進めていただきます。
会社名 株式会社ABC



ただ、プログラマーとシステムエンジニアというのはとても近い関係にある職種です。プログラマーで検索して、募集がシステムエンジニアだけということも多くあるとは思いますが、何かしらプログラミングに関係する仕事がヒットしていることには変わりはないでしょう。ひょっとしたら面白そうな会社を見つかるかもしれません。


また、キーワード検索を行うと、業種をこえてヒットします。ゲームプログラマーもヒットすれば、銀行などのシステムを組むプログラマーもヒットするでしょう。ゲームやインターネットサービスを作りたいと思っていたのに、電子機器に組み込むプログラマーの仕事も面白そうだなという発見があるかもしれません。このあたりは、キーワード検索による偶然の発見が楽しいところでもあります。そのような意味では、リクナビやマイナビが求人件数が多いといえるのではないでしょうか。


このように、カテゴリ検索とキーワード検索をうまく使い分けると、自分の行きたい企業ややりたい仕事が見つかる可能性が高くなるのではないかと思います。どのサイトも長所がありますので、是非うまく使いこなしてみてください。


情報が多すぎてわからなくなってきた、そんな場合はどうする?


検索の仕方はわかっていろいろ調べてみてはいるけど、「結局情報が多すぎて、だんだんよくわからなくなってきた」、「ネットの情報だけで本当に行きたいと思える会社なのだろうか?」という疑問もわいてくるかもしれませんね。


よくわからないまま、とりあえずエントリーして内定を得ると、一時的にはほっと安心するかもしれません。ただ、その企業のことをよく知らずに入社してしまうと、入社後に「想像していたのと違っていた」となって、またすぐに転職活動を始めてしまうことにもなりかねません。そうすると、また大変な思いをしてしまいます。


もし、確実な就職活動をしたいと思うのであれば、これら大手の就活サイトを利用しながら、新卒向けの就職エージェントを利用してみるのも良い方法です。


就職エージェントというのは、 就活生1人に専門のアドバイザーがついて内定までサポートしてくれるというものです。自分の希望にマッチする企業を教えてくれ、どんな会社かということを説明してくれます。


ネットだけではなかなか知ることができない社風や働いている人の特徴など、普段はなかなか知ることができない情報に触れることができるのもメリットです。イメージしていた企業像と全然違っていて、やめておいてよかったということもありますし、逆に紹介された企業にとても魅力を感じることもあります。


リアルな情報に触れることで、より的確な判断を下せるようになります。後悔しない就職をするためにも、就職エージェントもあわせて利用してみてはいかがでしょうか?


 新卒向けのおすすめ就職エージェント





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