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受託開発の面白さ〜3つのポイント

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受託開発の仕事内容〜7つのステップでは、ソフトウェアやシステムウェアを開発する会社での受託開発について具体的な内容をご紹介しました。注文を受けてから納品するまでの流れを見ていただけたかと思います。


受託開発を業務内容としている会社は比較的多いので、そのような会社に就職するのであれば、一度ご参考にしていただけたらと思います。


ただ、流れを見ても何が面白いのかイメージできないと思われるかもしれませんね。面白さや楽しさがイメージできてこそ、その仕事に取り組みたいと思えるのではないかと思います。このページでは、受託開発の面白さについて紹介したいと思います。


オーダーメイドのシステムを作ってお客さんに喜んでもらえる


受託開発と言うのはお客さんから注文を受けて、要望に合うシステムを作る仕事のことを言います。オーダーメイドの服を作ってもらうことをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。


自分の体にぴったり合う服を特注で作ってもらおうと思ったら、仕立て屋さん(テーラー)に頼んで、こんな服を作ってくれ、デザインはこうしてくれ、ボタンはここにつけてくれ、襟はこうしてくれ、なるべくゆったりと着れるような物をお願いします、といった感じで、いろいろと要望をお願いすると思います。


お店側ではお客さんの要望を聞いて、「ではこうしましょう。」「こんな感じのデザインはいかがですか?」というように、お客さんの要望を反映した提案書のような完成図を見せて、お客さんの了承を得ます。


OKとなったら実際に服を作り始めて、数週間作業した後完成します。


出来上がった服を着て、自分がイメージしていた服と一緒だったりそれ以上のできばえだったらとてもうれしいですよね。


これと同じで、お客さんの要望にあうオーダーメイドのシステムを作ることが受託開発と言う仕事になります。お客さんの希望に合わせて1品ずつ丁寧に仕上げていくシステム屋さん。そんな職人的なイメージを持ってもらえればよいかと思います。使うものが服を作る生地やはさみではなく、パソコンとプログラミングになるのです。


既存のソフトウェアを購入せずに、わざわざオーダーメイドでシステムを作ってくれと言うわけですから、既製品では解決できるものではないのです。つまり、お客さんのところでは何かしら困っていることがあるのです。それを丁寧にヒアリングして悩みを聞き出し、それを解決するためのシステムやソフトウェアを作ってあげれば、お客さんはとても喜んでもらえるわけです。


とてもやりがいのある仕事です。


自分が作ったシステムが社会の役に立っていると実感できる


上記で紹介したことと重なる部分もありますが、自分が構築したシステムがお客さんのところで使われて「便利になった」、「効率が上がった」などと感想を聞くことができると、とてもうれしいものです。自分が作ったものが使われる喜びを感じることができます。


世のため人のために自分が役に立ったと感じることができるのは、とてもうれしいものです。



技術レベルが大きく向上し、成長の喜びが味わえる


受託開発で作るシステムと言うのは、比較的大きなものが多いです。金額でいうと、数百万円〜数千万円といったまとまったお金になります。それだけしっかりとしたシステムを組む必要があります。


数百万円程度のものであれば1人で組む場合もありますが、数千万円にまで上がってくるとチームで組むことになります。人で作るにしてもチームで作るにしても、1つのシステムとして完成させなければならないわけですから、当然高い技術レベルが求められます。


正確性はもちろんのこと、不具合を作りこまない、高速に動作するといったことが大事なりますし、知らない技術や知識については調べて解決する必要があります。チームワークやお客さんとの連絡など、コミュニケーションのスキルが必要になることもあります。


これらのことに取り組んで1つのシステムを完成させて振り返ってみると、かなりの技術力がついたことを実感できると思います。今まで出来なかったことができるようになった、知らなかったことを新たに学べたという成長の喜びは、何物にもかえがたいものです。



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