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プログラミングの楽しさ

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プログラマーとして仕事ができる楽しさというのは、次の3つの点が大きいと思います。

1.自分が作ったプログラムが人に使ってもらえ、しかもそれが世のため人のためになっていると感じることができる

2.自分が考えたアイデアを目に見える形で実現できる。

3.手に職がつく

世のため人のためになる仕事をしているという楽しさ


プログラマーというプログラムを書くのがお仕事ですが、書いたプログラムは企業などの組織の中で使われるシステムや、インターネット上に公開されて多くの人に使ってもらうシステムとして使われます。


また、WordやExcelといったパソコンにインストールして使用するソフトウェアもプログラミング言語を駆使して作られていますし、エアコンやテレビ、自動車などの機械に組み込まれて機器を制御するために使用されることもあります。他にも、TVゲームやスマホのアプリなどもプログラムでできていますし、いろいろなところでプログラムは使われていて、私たちの生活には欠かすことができない存在になっています。


プログラムを書いてシステムやソフトを作ったり、電気製品の中に組み込まれて多くの人々に使われているのを見ると、自分が世の中の役に立っているということが実感できます。


受託開発で感じる楽しさ

では、普段はどのような形で仕事を進めていってるかをご紹介したいと思います。


私の会社では、ソフトウェアやシステムについて、受託開発と自社開発を行っています。受託開発というのは、お客さんから依頼があり、お客さんのご要望にあわせてプログラムを書き、システムやソフトウェアを開発・納品すると言うスタイルです。


また、自社開発と言うのは、自社でソフトウェアを自ら企画・開発して、それを販売する事を言います。


受託開発ではお客さんから注文を受けて、ご要望に沿ってプログラムを組みます。なかなか大変な部分も確かにあるのですが、お客さんの要望をすべてプログラムに落とし込んだシステムが、実際にお客さんの業務で使われて動いているのは、とても誇らしい気持ちになりますね。「あそこの会社の経理システムは俺が作ったんだ。」、「最近話題になっているあのネットサービスは私のプログラムで動いているんだ。」などという気分を味わえます。


システムの完成後も、保守作業やさらなる機能追加などのご要望を受けて、お客さんと会話をする機会があります。そのときに、「とても便利になった」、「使いやすいよ」といってもらえると、うれしさ倍増です。


やはり、自分の作ったものが人の役に立っていると言うのは、何物にも変えがたい喜びです。


受託開発で作ったシステムがインターネット上に公開されるプログラムの場合、さらにたくさんの人の目に触れ、そして使われることになります。そのような場合にも、「自分の作ったプログラムがたくさんの人に利用されている」という実感を持つことができます。


私の場合だと、友達にスマホでネット上のサイトを見せて、「これ、僕が作ったんだよ。」と自慢してみたりしています。「こんなの作れるなんてすごいねぇ」なんて言ってもらえると、鼻高々!です。


他にもいろいろな楽しさがあります。詳しくは、受託開発の面白さ〜3つのポイントでご紹介していますので、ご参考にしてみてください。

自分のアイデアを実現できる楽しさ


また、私の会社では受託開発以外にも自社開発も行っています。


プログラムを書いてソフトウェアやシステムを作るところは同じですが、企画を作るところと宣伝・販売するところも自分たちでやることになります。 企画の段階で自分の考えたアイデアが採用され、プログラミングをして作っていくと言う作業は、とてもクリエイティブな気持ちを味わえます。何しろ自分の考えたアイデアが実現され、世の中の人々に使われるのですから。


さらに自社開発で作った製品を宣伝・販売する場合には、専門の部署があればそこが担当することが多いですが、小さな会社の場合は、宣伝・販売も自分で行うことになるかもしれません。 宣伝・販売方法を考えるのが面倒と思うかもしれませんが、自分が考えて作った製品を少しでも多くの人に買ってもらおうと思うのであれば、勝手に体が動くかもしれませんね。


自分で考えた分、どこがセールスポイントなのか、どういう人に使ってもらいたいのかと言う事が他の人よりもよくわかっていると思います。そのような人が宣伝・販売のために必要な売り文句を考えることは、意外とスムーズにいけるように思います。


こうなると、小さな会社で企画を通して製品開発を行う場合は、企画から開発・宣伝・販売まで、すべてをこなせるチャンスがあります。自分のアイデアを形にして自分の手で売ってみたいと思う人や、物ができて販売にいたるまでにどのような流れになるのか、どんなことが起こるのかということを知りたい人には、このような自社開発のスタイルと言うのは向いているかもしれません。


実際、私も小さなソフトウェア会社で、上記にあるような企画から開発、宣伝・販売まで一人で担当したことがあります。最初はなかなか大変なのですが、やはり自分のアイデアを形にしていくというのは、とても楽しいものでした。1つ売れるごとに、他では味わえないような楽しさ・うれしさを感じることができました。 ソフトウェア開発の3つの面白さのページにもまとめていますので、参考にしてみてください。

プログラミングという武器を手に入れる喜び


私は今の仕事につくまでは、手に職があるとはいえる状況ではありませんでした。


特技もない、スポーツで生きていくこともできない、絵が描けるとか何かが作れるといったこともなく、手先が器用でもない、そんなごくありふれた一般人です。


もし会社という場を離れて給料をもらえなくなったら、一人で生きていくことなどできないような人間でした。与えられた環境でしか生きていくしかことしかできないと、自分に自信が持てない状況が長く続いていました。


しかし、プログラミングを覚えるうちに、いろいろなシステムやソフトを作ることができるようになりました。実際に役に立っているというお声をいただいたり、長きにわたって使い続けてもらっているものも出てきています。


人の役に立つことができる、自分で考えたことがプログラムというツールを使って形にすることができるという自信が少しずつ出てきました。


最近では、面白そうだと思ったアイデアを実際にプログラムを書いて作ってみて、それをインターネット上にアップしてみたりもしています。反応が良かったり、アクセスが増えてくるととてもうれしいものです。


この仕事につく前に感じていた「手に職がない」という自信のなさは今ではだいぶなくなり、いざとなったらプログラムを書いて生きていけるのでは?とも思うようになりました。 プログラミングを身につけることによって、給料をもらうだけでなく、手に職がついたという自信とそこから得られる楽しさが感じられるようになりました。


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